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ICT土木工事の流れと実績

当社がICT施工を目指す理由

(1)現在の一般的土木工事

図面に設けられた測点にて施工管理を行います。
準備測量(丁張検査)→施工・管理→完成検査
工事の流れは工事が大きくても小さくても変わりません。
施工の部分ではやはり作業員さんのレベルが現場を左右すると言っても過言ではありません。やはり熟練された経験技術は若手へ継承するべきです。現場管理に置いても同じ事が言えると思います。
監督さんが違うだけで現場が全然違います。
一般施工ではやはり現場スキルが大事です。ものづくり日本のかけがえの無い誇りだと思います。
まだまだICT技術や人工知能ですら及ばない極みと言えます。
 
 
 

(2)当社の施工

では、ICT施工と通常施工比較を考えても通常施工と何もする事は変わりません。違いはと言われると人でするのか機器でするのかの部分だけです。機器と言っても結局人がやります。
例えば左絵図のような機器を使えば1人でも精度にもよりますが、半径300~500m程度無数の点が取れます。これを通常測量だとせいぜいが縦軸に10m~20mピッチで横断軸の変化点(起伏する高さ)を記録するのが限界です。
つまりICT施工では点が沢山あれば絵を書けます。点に高さがあれば立体化出来ます。よって、点から面管理が可能になります。これを通常施工でよると時間がかかるし忙しい業務の中では無理があります。
これはまだICT施工の一部ですが、新しい物の中に使える便利な物があると認識するかしないかだけです。
単純に違いはそれだけです。
 

(3)これからの事業(4)ドローン導入計画

近年ICT施工普及の波が早く次々と最新の物が出てきて使いやすく身近な物になって来ております。スキャナー等でも合成作業に時間が掛かかっていたものが今ではそういった作業がいらない!など変わり目早いものです。ドローンにおいては土木・測量に限らず産業が広がって行っており、注目の産業になりつつあります。ICT機械の導入にはコストが掛かる面から先を見据えた導入も1つ必要かと思います。
今回ドローン導入にあたりJUIDA操縦技能証明書取得となりましたが、法の整備もどんどんなされ変わって行く事と感じます。
常に安全かつ安定した飛行に心がけなければなりません。
ドローンに関しては今後測量コース受講・航空測量を目指して参ります。
 
 
 

自分達のICT施工取り組み i-Construction

(1)起工測量

当社ではGLS-1500地上レーザースキャナーにて半径300~500m程度
起伏がない所であれば1地点360°点群生成により3次元(3D)化が可能です。
これにより設計施工はもちろん。舗装工、インフラ調査、文化遺産記録、BIM/CIMなどさまざまな分野へも活躍が期待できます。
 
今後はドローンによる測量・航空撮影・人がいけない危険場所等への対応を目指します。
 

(2)3次元設計データーの作成

発注図(平面図・縦断図・横断図)から面の作成を行い立体化させる事が出来ます。もちろん立体図自体に座標(XYZ)持たせ平面図へ落とし込みや点群との合成作成またはグーグルアースに出来たデーターをのせるなど、大変イメージがつきやすく対お役所や地元さん説明に役立ちます。
図面データーが無い場合でも当社では路線データーからSurface=(面)の作成し出来形支援します。

(3)ローカライゼーション(4)マシーンコントロール用面データー作成

当社ではローカライゼーション行う際TrimbleSCS900・GNSS受信機を使い現地にて測量をし施工範囲を囲むように基準点を配置します。
これを固定された箇所に設置し基地局として使用します。
あらかじめ受信局取り付けた建設機械へ位置情報として送り、設定もしくはマシーンコントロール用3次元設計データーを記録させた機械へ送りガイダンス・コントロールする事が可能となります。
これにより設計面にならった掘削・整地が行えるようになります。

自分達のICTを利用した施工

(1)マシーンコントロール・マシーンガイダンス

数か月待ちましたがやっと、GNSSドーザーシステム対応機械が納品されました。今回はキャタピラーさんD3K2ELGPと言う機械です。
心待ちしていた分嬉しさ倍増ですが、これからスタートするマシーンコントロールでの整地がどれほどの物か期待と不安もあります。
こちらの整地作業等はユーチューブ等にアップ出来ればと思います。

(2)3次元設計データーに基づいた出来形管理・品質管理

3次元設計データーを作成し当社で活用できる事。
①測量・出来形管理・品質管理に応用できます。
②マシーンガイダンス(MG)・マシーンコントロール(MC)
 へデーター移行しての活用。
③TS出来形・レーザースキャナーを使用して出来形ヒートマップ
 の作成。
 

(3)NETIS登録技術により工事成績評点加点にもつながります。

i-constructionでは、多くのNETIS登録技術に登録されており技術
加点はもちろん。測量・設計・施工・検査まで、さまざまな分野と
現場での活用活躍が見込まれます。
工事加点や創意工夫で他社と差を考える事が出来ます。
有限会社古木重機
〒926-0821
石川県七尾市国分町カ部3番地
TEL.0767-53-6380
 
・建設業
許可番号 石川県知事 許可
(般ー27)第11945号
・産業廃棄物収集運搬業
許可番号 第01707197911号
・石川県公安委員会許可
第51110012395号(機械工具商)
 
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